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インターネットでの一般薬の規制のニュースがある。一部に薬効が強いものがあって、ネットで気軽に入手できる事に規制をかけようというものである。これに対してネット販売をしている業者からは反発がある。事のおこりは数年前に高校生が鎮静剤を大量に購入して自殺を図った事件があった。この事件は一業者から大量に購入できた事が発端のようだ。 通販業者の反発の理由は、僻地や島嶼などに住むお年寄りや身体障害者が不便になるとの話しがある。しかし、これは詭弁だろう。確かに僻地に住むお年寄りや身体障害者の利用者はいるだろうが、僻地でそれほどのコンピュータを使えるお年寄りがどれだけいるか。また、常時接続の状態にはなっていないだろうから、検索して入力してオーダーを出すまでの通信費を維持できるお年寄りがどれだけいるのか疑問だ。いるだろうけど、メジャーではないはずだ。それにそうしたお年寄りは最寄りの診療所にかかって、薬を出してもらった方がはるかに安く済むだろう事は知っている。恐らく利用者の多くは都市部かその近郊に住んでいて、お年寄りよりも若い世代だろうと読むのが妥当ではないか。 とすれば、すぐに薬を買える環境にない人で、ネット購入した人がどれだけいるのか疑問である。ネット通販で手に入れられる薬は、いずれも緊急性のある薬ではない。その逆にH2ブロッカーの様にシャープな薬をお年寄りが利用する方がはるかに有害だろう。なぜならH2ブロッカーは、お年寄りではすでに胃酸分泌が少ないので、胃酸抑制をするより粘膜保護を優先させる必要があるからだ。治療目的からすれば、高齢者が利用するには妥当な薬ではない。 それに何より、離島であれば定期便があるが、それに乗せてもらうより他はないので、普通には島の「よろずやさん」みたいなところに頼んでおくと仕入れてくれる。ネットで注文したからと行って早く届くものでもない。もっと極端な言い方をすれば、市販の鎮痛剤で治るようなものなら、それは薬を飲まなくても放っておいても大丈夫だ。むしろ、離島であるなら、その痛みを薬でごまかさずに様子をしっかり観察して、まずいと思ったら早めに島を離れて医者にかかる方が先だ。 ネット通販業者の「売らんかな」の姿勢が見え見えである。そもそも対面販売ならごまかし難いだろう。酒やたばこと同じで、誰が買いに来たかでわかるだろう。未成年なのか大人なのか。タスポみたいな事をやるから間違いが起る。だいたい、ネットでオーダーした者が男なのか女なのか、未成年なのか大人なのかもわからんではないか。規制が入るのは当たり前だろう。 私などは特段便利なところに住んでいるわけではないが、通販などは信用しない。自分の目で見た物以外は買わない。通販は何が届くかわからん。だから相変わらず商品が違うだの届かないだのとニュースになっているではないか。私が見て買ったものなら、例えばリンゴの中身が虫に食われていたなら、それは私の見る目がなかったとあきらめるだけの話である。この間なんかは買った小松菜に小さな羽虫がたくさん付いていた。流水であらかたは取ったが、それ以上は面倒なのでそのままみそ汁にして食べてしまった。みそ汁に虫が浮いているのを、何匹か確認できたが、面倒なので食べた。 |
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